パチンコ・パチスロのキャッシュレス化は可能か？【結構難しい？】

 

 

キャッシュレスとは

キャッシュレスとは、クレジットカードやPAYPAYやAUPAYなどの現金を使わない決済を差します。

パチンコ業界で言うと台の横にあるサンドにクレジットカードを差す穴でもつけて、決済できるようにする感じですかね。

 

 

キャッシュレスの利点とは

キャッシュレスの利点とはお金を持ち歩かなくて良い事。決済の速さ・手軽さという点が有りますね。

小銭等を出さなくて良い点やお金を出す方の心理ハードルが下がると言う利点が売り手側にも有ります。

良くネットでのニュースになるスマホゲーに課金しすぎて、破産等のニュースはキャッシュレスだからこそ起こりえる事だと思います。

 

キャッシュレスの悪い点とは

キャッシュレスには高い手数料がかかります。キャッシュレス各社の情報を総括してみると大体3.24%から3.94%程の手数料が発生しています。

またこちらは大規模契約になるほど手数料が安くなるみたいです。なので小規模小売店だと３パーセントくらいでそこから規模が大きくなるほど手数料が安くなると言った形になりますね。

 

パチンコホールでキャッシュレスが難しいワケ

何故、パチンコホールではキャッシュレスが進まないのでしょうか？。いくつか理由が有りそうだったのでまとめて見ました。

 

①設備がない

まずキャッシュレスにするためには専用の設備が必要になります。パチンコ・パチスロには台の横についている入金用の「サンド」と言う設備が有りますね。

今パチンコ屋にあるタイプのサンドでは、クレジットカードや各種キャッシュレスに対応していません。

キャッシュレス化の最初の壁として、キャッシュレスに対応する設備を購入する必要が有ります。

もちろん台数分になりますのでかなり投資的にも厳しい金額になると思われます。

 

②パチンコ・パチスロの売り上げ換算にかなり向いていない

パチンコ・パチスロにおいて入金するタイミングは遊技開始のタイミングになります。キャッシュレス決済が仮に3％だとした際に1000円入金事に30円取られる事になります。

パチンコ・パチスロは入金＝利益にはなりません。何故ならば謎の古物商を経て、換金する事が可能であるからです。

それ故に、ユーザーが入金した額と実際のパチンコ屋の利益で大きな差が出てしまいます。なので入金時点で3％もの手数料を取られてしまうとかなり経営的に厳しいと言う事になります。

 

③ポイントが与えられない

一時期、パチンコメーカーがパチンコの遊技の結果を記録サイトに反映する事（いわゆるマイスロ的なサービス）で、海外旅行が当たる等のキャンペーンを行っていましたが、「射幸心をそそる」として警察庁からNGを受けました。

パチンコパチスロに対して特典を上げる事が非常に難しいのが現状という訳です。

 

④投資に上限をつけないと依存症がヤバい

これは言うまでもないですが、キャッシュレスによって簡単に借金をする事が可能になります。この事はかなり業界としてもマイナスになる可能性が有るでしょう。

現状、のめりこみ防止に躍起になっているのが警察庁の温度感なのは、しょうもない「パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです」と言う表示がルール付けされた時点で周知だと思います。

それが故に、何も対策なしにそのままキャッシュレスとはいかないでしょう。まあおそらく一日3万円まで等のルール付けがされるんでしょうね。（残りを現金にしたらいいだけだがｗ）

 

 

まとめ　とは言えキャッシュレスは近い未来で実現するだろう

今までひたすらにキャッシュレスのムリゲーぷりを話してきましたが、どうやらキャッシュレスについては真剣に討議されているみたいです。

日遊協等がキャッシュレス化は必須で有るという見解を示しているとの事で、ひとまず検証が行われていそうです。

キャッシュレス化が真剣に考えられ始めるのは、おそらく管理遊技機（メダルレス）の際だと思われますが今後近い未来でパチンコ屋で万札をサンドに入れる文化がなくなり、もっと手軽に爆死投資が出来る未来がやってきそうです。

 

合わせて今後のパチスロについて書いた記事が有りますのでどうぞ